最近、プラントベースのミルクが注目されています。アーモンドミルクやオーツミルクが人気ですが、実は「ライスミルク」も見逃せません。今回は、ライスミルクのメリット・デメリットについて詳しく解説します。
ライスミルクとは?
ライスミルクは、主に白米や玄米を原料にして作られる植物性ミルクです。米をすりつぶし、水と混ぜて作られるため、自然な甘みが特徴。牛乳や豆乳と比べてもアレルギーが少なく、消化しやすいことから、幅広い層に人気があります。
ライスミルクのメリット
①アレルギーフリーで消化しやすい
乳製品やナッツ、大豆にアレルギーがある人でも安心して飲めるのがライスミルクの大きな魅力。さらに、消化しやすいので胃腸が敏感な人にもおすすめです。
②低脂肪&コレステロールゼロ
ライスミルクは脂肪分が少なく、コレステロールを含まないため、ヘルシーな選択肢。ダイエットや心血管疾患のリスクを気にする人にも向いています。
③自然な甘みがある
米由来の優しい甘さが特徴。砂糖無添加でもほんのり甘いので、そのまま飲んでも美味しく、料理やお菓子作りにも使いやすいです。
④環境に優しい
牛乳の生産には大量の水や飼料が必要ですが、ライスミルクは比較的環境負荷が少ないとされています。持続可能な食生活を意識する人にとって、選択肢の一つになります。
ライスミルクのデメリット
①タンパク質が少ない
ライスミルクは他の植物性ミルク(豆乳やオーツミルク)に比べてタンパク質が少ないのが欠点。筋トレをしている人や、たんぱく質をしっかり摂りたい人には物足りないかもしれません。
②血糖値が上がりやすい
米が原料のため、ライスミルクは炭水化物が多め。血糖値を気にする人や糖質制限をしている人は、飲みすぎに注意が必要です。
③栄養強化されていないと栄養価が低い
市販のライスミルクにはカルシウムやビタミンが添加されていることが多いですが、手作りする場合は栄養バランスが偏る可能性があります。必要な栄養素は他の食品で補うようにしましょう。
④価格が高め
ライスミルクは、牛乳や豆乳に比べると割高なことが多いです。コストを抑えたい場合は、自宅で手作りするのも一つの方法です。
ライスミルクの活用方法
ライスミルクはそのまま飲むだけではなく、さまざまな料理に使えます!
・スムージー:フルーツと一緒にミキサーにかけて栄養満点の一杯に
・コーヒーや紅茶:カフェイン飲料に加えてまろやかな風味を楽しむ
・スープやシチュー:牛乳の代わりに使って、さっぱりした仕上がりに
・パンケーキやお菓子作り:自然な甘さが活かされる
まとめ
ライスミルクは、アレルギーフリーで消化しやすく、優しい甘みがあるのが魅力。ですが、タンパク質の少なさや血糖値の上昇に注意が必要です。
健康や環境を意識した食生活を送りたい人にとって、ライスミルクは新たな選択肢の一つになります。ライスミルクを上手に活用して、ヘルシーな生活を楽しんでみてください!