社会人から栄養士を目指すにはどうしたらいいのか?実体験を紹介!

わたしは28歳のときに専門学校に入学しました!
社会人から栄養士を目指すには、主に以下のステップが必要になります。
栄養士と管理栄養士の違いを理解する

栄養士には2種類あります。
・栄養士:都道府県知事の免許を取得し、病院・学校・福祉施設・企業などで栄養管理を行う。
・管理栄養士:栄養士の上位資格で、国家資格に合格する必要がある。より高度な栄養指導や病院での患者対応が可能。
まずは「栄養士」の資格を取得し、管理栄養士を目指す場合は実務経験を積んで国家資格を受けます。
栄養士養成課程のある学校に入学する

栄養士資格を取得するには、厚生労働省の指定する栄養士養成施設(専門学校・短大・大学)で必要な単位を修得し卒業する必要があります。
主な進学先の選択肢
学校の種類 | 就業年数 | 特徴 |
専門学校 | 2年 | 学費が比較的安く、短期間で資格取得が可能 |
短期大学 | 2年 | 栄養士資格を取得しながら、一般教養も学べる |
大学 | 4年 | 栄養士資格+管理栄養士受験資格が得られ、就職の幅が広がる |

社会人から学ぶには費用や期間など考えると専門学校がおすすめです。
学校に通いながら栄養士資格を取得する

学校で以下の科目を履修し、栄養士資格を取得します。
・基礎栄養学
・臨床栄養学
・食品学
・調理学
・給食管理 など
卒業と同時に栄養士資格が取得可能です。試験は不要。

体育の授業や校外実習も必須であるため体力は必要です。
管理栄養士を目指す場合(任意)
管理栄養士の国家試験を受験するには、実務経験が必要です。(大学卒業者を除く)
最終学歴 | 管理栄養士の受験資格 |
栄養士養成専門学校・短大(2年制) | 実務経験3年以上 |
栄養士養養成短大(3年制) | 実務経験2年以上 |
栄養士養成大学(4年制) | 卒業と同時に受験可能 |
実務経験を積んだ後、国家資格に合格すれば管理栄養士になれます。
就職先を探す

栄養士としての主な就職先は以下のような場所です。
・病院・クリニック(患者向けの栄養指導・食事管理)
・学校・保育園・給食センター(給食管理・栄養計算)
・介護施設・福祉施設(高齢者向けの食事提供)
・食品メーカー・飲食業界(商品開発・メニュー作成)
学費・費用について
おおよその学費(学校によって異なる)
学校の種類 | 初年度学費 | 総額 |
専門学校(2年) | 約100万円 | 約200万円 |
短大(2年) | 約120万円 | 約240万円 |
大学(4年) | 約150万円 | 約600万円 |
学費サポート制度
・教育ローン・奨学金(日本学生支援機構など)

社会人から入学するときは卒業まで失業保険を受け取れる制度があるのでお住いの市町村でご確認ください。
まとめ
✅栄養士資格は学校を卒事できれば取得可能
✅短期間で取得するなら専門学校(2年)
✅管理栄養士を目指すなら大学or実務経験を積んで国家試験受験
まずは栄養士養成施設を調べ、資料請求やオープンキャンパスに参加するといいでしょう