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【災害用保存食のレビュー:実際に食べて分かったおすすめと注意点】

栄養士の食品レビュー

近年、地震や台風などの災害が増え、防災意識が高まっています。その中でも「食」は非常に重要なポイント。保存食は長期保存が可能なだけでなく、災害時にすぐに食べられる利便性も求められます。今回は、実際にいくつかの保存食を試してみたレビューと、おすすめの選び方について紹介します。

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アルファ米(尾西食品)

評価:★★★★☆(4.5/5)

特徴
・お湯または水を入れるだけでご飯ができる
・5年以上の長期保存が可能
・軽量で持ち運びやすい

実食レビュー
尾西食品のアルファ米シリーズは、白米、五目ご飯、梅がゆなどバリエーションが豊富です。お湯を注げば15分、水なら60分で食べられます。実際に食べてみると、食感は普通のご飯に近く、五目ご飯はだしの風味が効いていて美味しいです。ただし、食べる直前によくかき混ぜないと底の方が固まることがあるので注意が必要です。

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缶詰パン(パンの缶詰・新食缶ベーカリー)

評価:★★★★☆(4/5)

特徴
・缶に入った状態で焼かれているため、開けてすぐ食べられる
・5年以上の保存が可能
・甘めの味付けが多い

実食レビュー
「新食缶ベーカリー」のプレーン味を試しました。缶を開けるとふんわりとしたパンがそのまま出てきて、ほんのり甘く食べやすいです。食感はしっとりしていて、口の中の水分が奪われにくいのがうれしいポイント。ただし、甘めのフレーバーが多いため、おかず系の保存食と組み合わせるとバランスが取れます。

レトルトカレー(グリコ・常温保存タイプ)

評価:★★★★★(5/5)

特徴
・そのままでも食べられる
・温めるとよりおいしい
・味のバリエーションが豊富

実食レビュー
グリコレトルトカレーの「非常食対応版」は、加熱しなくてもおいしく食べられるように作られています。常温のまま試してみましたが、意外にもスパイスの風味がしっかりしていて、食べ応えがありました。もちろん温めるとさらにおいしく、アルファ米の白米と組み合わせると最高の非常食セットになります。

フリーズドライ食品(アマノフーズ みそ汁&おかず)

評価:★★★★☆(4/5)

特徴
・軽量で持ち運びやすい
・お湯を注ぐだけで簡単に食べられる
・風味や食感が生の食材に近い

実食レビュー
アマノフーズのフリーズドライ食品は、みそ汁や親子丼の具など種類が豊富。特にみそ汁は、お湯を注ぐだけで具材がしっかり戻り、味噌の香りもよく、普通のインスタントみそ汁よりおいしいと感じました。ただし、お湯が必要なので、断水時の備えとしては少し不安が残ります。

保存食を選ぶポイント

保存食を選ぶ際には、以下のポイントを意識すると良いでしょう。

1.賞味期限の長さ
  ・最低でも3年、できれば5年以上のものを選ぶと安心。

2.食べやすさ
  ・お湯や水がなくても食べられるものを備えておく。

3.栄養バランス
  ・主食、たんぱく質、ビタミン類をバランスよく確保する。

4.コンパクトさと軽さ
  ・持ち運びがしやすいサイズ・重量のものを選ぶ。

5.実際に試してみる
  ・非常時に初めて食べるのではなく、日常の中で味や食べ方を確認しておくことが重要。

まとめ

今回試した保存食はどれも便利でしたが、それぞれにメリット・デメリットがあります。アルファ米やレトルト食品は普段の食事にも取り入れやすく、パンの缶詰などは非常時の即食用に適しています。災害に備えて、実際に食べてみながら最適な保存食を選びましょう。

あなたもお気に入りの保存食を見つけて、しっかりと防災対策をしてみてください!